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PROFILE 経歴


書家・書道家
兵庫県立大学 環境人間学部 非常勤講師

経 歴
東アジアで古来受け継がれている伝統文化としての書を探求。篆書、隷書、草書、行書、楷書の五書体を書き分ける。
専門分野は漢字(研究分野は「木簡隷」)であるが、女性の感性を生かした漢字仮名交じり(調和体)の書にも取り組んでいる。
祖父の影響で6歳より筆を持ち、専門的な知識と高度な技術を習得する為に、書道の研究では第一線として知られている大東文化大学に進学。
そこで戦後の日本書道界を牽引した、故 青山杉雨(文化勲章受章)の継承者である髙木聖雨氏に師事。
大学卒業後は日本を代表する書展で作品を発表し、数々の賞を受賞。
『国際女性筆墨展』(参加国:中国、台湾、韓国、日本、シンガポール、フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ等)では、日本代表の女流書家として選出された。
タイ王国にてシリントン王女御前揮毫、メジャーリーグ開幕戦では5万人の前で席上揮毫を披露。
日本初の国立三大博物館巡回展『誕生!中国文明』(’10年)をはじめ、宮内庁・奈良国立博物館主催 『第64回正倉院展』(’12年)における同展初の書家によるテーマ題字、映画 『利休にたずねよ』(’13年)のタイトル及び劇中題字、NHK 『にっぽんプレミアム』(’15年)の年間(4シーズン)キャンペーン題字等も手掛けている。
またTV、雑誌、WEB等において、書道指南ともに日本の伝統文化の魅力を伝えている。エッセイの執筆活動も積極的に行っており、2019年には書籍の出版も予定。

題 字

NHK総合『NHKスペシャル・シリーズ 巨龍中国』(2017)
国際芸術祭『KENPOKU ART 2016 』(2016)
NHKBS『にっぽんプレミアム』年間キャンペーン(2015)
慶應大学経済学部『pearl』キャンペーン(2015)
日経BP社『遺言』(2015)
FENDI 日本上陸50周年記念キャンペーン(2015)
角川書店『天地雷動』(2014)
読売ジャイアンツ球団設立80周年スローガン(2014)
東映正月映画『利休にたずねよ』(2013)
大友克洋『SHORT PEACE』「九十九」(2013)
NHK総合 『激流~私を覚えていますか?~』(2013)
TOYOTA LEXUS 広告(2013)
『正倉院展』のテーマ題字(2012)
LUMINEリニューアルキャンペーン広告(2012)
島津製作所 創業記念 広告(2011)
三大国立博物館巡回『誕生!中国文明』展(2011) 、他

公 開 揮 毫

イタリア『ミラノ万博 日本館』(2015)
ユネスコ世界遺産 ノートでの“インフィオラータ”(2013)
モンゴル国立博物館 蒙書家ガンバートル氏と(2013)
韓日中 映画『マイウェイ』ジャパンプレミア(2012)
ロシア国立図書館(2011)
ウクライナ アルセナル美術館(2011)
両国国技館 世界初Apple社のiPadを使った公開揮毫(2010)
タイ王国におけるシリントーン王女御前揮毫(2010)
ドイツ フランクフルト大学での特別講義(2009)
スイス『ビクトリノックス』創立125周年記念(2009)
『ソウル国際ブックフェア』日本年記念(2009)
東京ミッドタウンで行われた七夕キャンペーン(2008)
東京ドームで行われたメジャーリーグ開幕戦(2008)

連 載

墨「風につたへし」(2017.9~)
日経ビジネス「和道」(2015.7~)
日経おとなのOFF「おとなの書道塾」(2013)
朝日新聞出版 みんなの漢字「和様ペン字」(2013)
読売新聞「言葉のアルバム」(2010~2011)

レ コ メ ン ド

VOGUE ITALIA

その人の書いた『魂』という文字を見た時、あらためて意味の重さに息を呑んだ。
自分の肉体に宿る魂の存在を意識してみたりもした。
『風』という作品には、確かに皮膚に風を感じた。風が運んでくる期待と不安のようなものまでを感じて、しばらく目が離せなかった。
「言霊の幸わう国」という言葉がある。日本は言葉の霊力によって、幸福がもたらされる国であるという意味。
なるほどその書には、日本語に宿る“運命をも動かす力”が見えてくる。
パフォーマンスやアートとしての書が脚光を浴びているが、日本語の力をひねり出す本来の書道とはまったく別のものであると、木下さんは主張する。
3000年もの歴史を生きてきたひと文字ひと文字のめくるめくドラマは、感覚に任せて書き放てるようなものではない。
その字と本気で対峙し格闘するように、繰り返し繰り返し書き続けないと描けないから、その人はどんな依頼にも、通常1ヶ月をかけ何百枚も書くのだという。
仮名もあり、文体も様々な日本語は世界一難解とされるが、同時に世界一美しく情緒的かもしれないことを、この美しき書家は世界に伝えていくのだろう。
抒情的ですらある書を見るにつけ、日本語の国に生まれたことを誇りに思う。
斎藤 薫(資生堂「花椿」より)

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