木の葉に願いを

木枯らしが吹き、寒さも一段と増しているこの頃。

日本では、春の“ハレ”に対して、冬は“ケ”と位置づけられた季節。また“ハレ”は“晴”、“ケ”は“藝”という字が当てられもするが、“藝”の字の字源は“苗木を植えること”。

現在『東京都現代美術館』でオノヨーコさんの個展が開催されていて、以前植樹されたウィッシュ・ツリー(願かけの木)に願い事を書いた短冊を吊るすというワークショップが行われる。

この時期に何故、人はセイ(聖・清・精)なるものへ願いたくなるのか。

オノさんのウィッシュ・ツリー然り、クリスマス・ツリー然り、願いを木に託すということには、日本の御神木と同じように、天と地上の人間を繋ぐ“御柱”であるという共通認識がそこにあるのかもしれない。

私は木の葉を拾う。願いの“言の葉”を記すために。

木の葉に願いを

    連島境界刻石

    生き方を楽しむ

    関連記事

    1. 哀愁のレジ

      2024.05.22
    2. 災い転じて福となす

      2026.02.11
    3. 忘筌

      2016.08.18
    4. 梅干しとレコード

      2018.08.19
    5. サイクル

      2022.03.26
    6. 展覧会の見どころ

      2014.07.05
    PAGE TOP