冬籠り

今朝、私が暮らしている街でも初雪が舞った。身も心も寒さが一段と染みる。

冬木成 春去来者 朝尓波 白露置 夕尓波 霞多奈妣久 

汗瑞能振 樹奴礼我之多尓 鶯鳴母

冬籠り春さりくれば 朝には白露置き 夕には霞たなびく

風の吹く木末(こぬれ)が下に 鶯鳴くも

万葉集 巻13-3221 作者未詳

「冬籠り」という言葉がある。ここでは春にかかる枕言葉として使用されていて、草木が冬になって葉を落とし、その精気が地中深くもぐることを意味している。

〈春に芽を出すために、ただじっと力を蓄える〉

冬はそんな季節だということを、この歌は改めて気付かせてくれる。

冬籠り

    「らしさ」ということ

    人生は分からない

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