筆の花

「上下関係」という言葉が好きになれない。
“上”という文字の字源は、“物が下敷きに載っている様を表す”とある。
言い換えれば、常に何かしらの犠牲に成り立っているものが、“上”なのだろう。

現在、『和道』という連載で、茶道の回の準備をしている。芸道の世界において言えば、純粋な技への「向上心」を自身で持つことは良いとしても、そこに地位や身分などへの「上昇志向」がともなえば、権力と同化してしまう。

自分の書は、他人の書ではない、自分そのもの。嘘はつきたくない。

筆の花

別れと出逢いの季節に

自然の摂理

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