大阪・関西万博が遂に開幕した。人それぞれ、いろいろな想いが伝えられている。私も前日の開会式、初日の様子をパソコンのモニター越しに視聴した。
一番感動したことは「1万人の第九 EXPO2025」で、おおかた雨天という予測だったにも関わらず、その時だけ雨が止んでいたこと。
おそらく参加者の皆さんの強い想いが、天に通じたのだと思う。
科学の進歩を披露すること、それが万博の目的でもあり、今では科学によって天候を変えることも不可能ではないという。
けれども、これほどまでの奇跡は、まだ成し得ないのではないだろうか。
快晴ではなかったけれど、あの時の空は、雄大な墨絵のようにドラマチックで、本当に美しかった。
オノヨーコさんは、よく「空の美しさにかなうアートなんてあるのだろうか…」と言われている。
そんなヨーコさんも、「静けさの森」というエリアで作品を展示している。
紹介されている画像を見ると、いかにもヨーコさんらしい作品だけれど、そこに込められたヨーコさんの真意は、実際にその場に行って体感しなければわからない。
やはり、万博の真価は現地に行くことでしか語れないのかもしれない。