先日、自分の不注意でお気に入りのアクセサリーをどこかに落としてしまいました。その日、利用した電車、喫茶店、本屋さん、そして駅までの道・・・、落ちていないかと何度も何度も確認したのですが、捜し出せませんでした。一応、警察にも届けを出しましたが、まず見つからないだろうと言われて、肩を落として帰ってきました。
この地球上の(少しオーバーですね)どこかにあるはずですが、もう二度と巡り会うことは出来ないのでしょうか・・・。物が壊れてしまったりすることには比較的あきらめがつくのですが、失ってしまった喪失感というのは、何故か引きずってしまいます。
そこで自分なりに、こう言い聞かせることにしました。これはブッダの教えなのですが、
この世にあるものは、一秒も止まっていない。常に動いていて、変化している。これを「無常」という。
誰かが拾ってくれて、使ってくれていれば、それもまたアクセサリーにとって良いことなのかもしれません。この世は「一期一会」でもありますから。