サイトアイコン 書家/書道家 木下真理子

節電と風の季節

あっという間の梅雨明けだった。
前年より19日早く、平年と比べても22日早いと発表された。
またそれとともに電力不足も日々叫ばれている。

3か月前、驚くような電気料金を目にして、節電を誓い、いろいろと試みた。
・使用していないときのパソコン(2台)は、スリープ状態にせず、シャットダウン
・使っていない家電は全て、スイッチをOFFにするだけではなく、コンセントごと抜く
・浴室の換気扇は、一定時間を過ぎたら止める
・携帯電話は充電器に接続したまま放置しない
・とにかく小まめに照明を消す
・プロジェクター使用による映画観賞はやめる

どれもが普通のことと言えば普通なので、そんなことも出来ずにいた自分が恥ずかしい…
1か月後、電気料金は2分の1となり、2か月後にはピーク時の3分の1以下となって、一般家庭
の平均的な電気料金より下回った。

今の季節はエアコンを出来るだけ使用せずに、マイナスイオンが発生するというサーキュレーター
と窓から入ってくる風をブレンドさせながら、見た目にも涼やかな飲み物を作って、暑さをしのいで
いる。
諸説あるけれど、どうしてもエアコンの人工的な冷風には馴染めない。
代わりに私は、家に居るときは家中の窓とドアを一通り開けて、風の通り道をとにかく作るように
心がけている。

ただ、窓からの風がまったく入ってこないときもたまにあって、先日もやむを得ず窓を閉め、
エアコンを数分間稼働させた。
それはいくばくかの凉をもたらしてくれ、やれやれと思っていたのだけれど、よくよくリモコン
を見ると25度の〝暖房〟設定になっていた・・・。
そんなことにも気づかぬほど、異常な酷暑ということなのだろう。

それからこの時期は、Tシャツなどの着替えは、朝・午後・夜の3回。タオルも都度交換している。
サラサラな肌触りは、何物にも代えがたい至福のときをもたらしてくれる。

モバイルバージョンを終了