サイトアイコン 書家/書道家 木下真理子

ニュアンス

久しぶりに朝早く目覚めたので、1時間くらいかけて、散歩に出かけてきました。午前6時頃です。清少納言の作品に、“あけぼの”を称賛しているものがありましたが、あけぼのとは、もう少し前の4時~5時くらいを指していたのではなかったかと思います。ということは、やはりそれくらいには起きていることが習慣だったのでしょうか。特に朝は刻々と景色のニュアンスが変わっていきますし、その“微妙”なところを楽しんでいたのかもしれません。日本には、言葉に表せない、測りきれない、説明できないものを美しいとする感性があります。

日常という言葉には、日が常に一定という、どこかフラットな街の風景を思い浮かべてしまいますが、やはり私も日々、その時その時の移り変わりの様、光の射す角度によって装いを変えていく街の風景を少しでも感じながら過ごしていけたらと思います。

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