サイトアイコン 書家/書道家 木下真理子

過ぎし日のキオク

秋の夜長と言うにはまだ少し早い。ただ、外では鈴虫が鳴き、もうエアコンを使う必要もないくらいに過ごしやすい。近頃は、本を読んでしまうからなかなか寝付けないのか、それとも寝付けないから読んでしまうのか、どちらか分からない。朝日がさす時分にやっと眠りに落ちる……。

この夏は、ずっと家にこもって、書家らしく、朝に、昼に、夜にと、作品制作にいそしんだ。コロナ禍の記憶とともに、私にとっては忘れられない作品になるのかもしれない。

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