2018年7月 姫路 レポート

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日本書道史を辿ることから
日本文化を知る
       

 

自国の文化を知り、国際人を目指す

~その大学は、兵庫県立大学・環境人間学部。
“人間環境学部”は国内に複数あれど、ここでは”人間“より”環境“が先。環境あっての人間の営みなんだという理念が窺える。
講義は入学間もない一年生約二百人を対象に、「環境と人間」という必須科目の中の一コマ。演題は「日本の文化を知る」。
これまでに国際交流基金などの依頼で、「日本語教育」の一貫として、数ヵ国で外国人を相手に書道のワークショップを行ってきた経験はある。どの国でも書道は、通常の語学学習では知りえない日本の思想や美意識の奥深さに触れられるツールとして歓迎された。その実感はあっても、今回は日本の若者に向けて、日本文化の魅力を伝えるというもの。
私はいろいろと思案してみた。

この続きは『墨 254号』(芸術新聞社)にて掲載

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