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書法と美の着眼-はじめに

 

書道事始

大人になり、改めて書道に興味を持ったものの、どこから始めればいいのか分からない、

また書の作品はどのように鑑賞すればいいのか分からない、という声をよく聞きます。

そこで「目習い」「手習い」という2つのアプローチを取り入れた、

書道の基本的な心得をここに公開。

 

事前に用意するもの

①紙 ②文鎮 ③下敷 ④筆立て ⑤筆 ⑥水滴 ⑦墨池
⑧硯 ⑨印泥(いんでい)⑩印矩(いんく)⑪印 ⑫墨床 ⑬墨
上記、用具のなかでも特に、「筆・墨・硯・紙」を「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と言います。

 

「筆」は、柔らかい山羊の毛、やや堅い馬、鼬(いたち)の毛などで作られており、基本的には好みになりますが、初心者の方にはこれらが程良くブレンドされた兼毛(けんもう)の筆が書き易く、お勧めです。また、筆の軸の部分の太さには号数があり、一般的には3~4号ですが、実際に手にとって持ち味を確かめてみましょう。

筆のおろし方

墨&硯

「墨」は、形状としては固形墨と液体墨(墨液、墨汁とも呼ばれます)があります。固形墨はワインと同じで、製造されてから長い年月を経ているものの方が良く、豊かな線質が表現できる墨となります。ただ、一度にたくさん書きたいという方は、液体墨でも質の良いものが市販されていますので、それを使用するのも良いでしょう。

「硯(すずり)」は墨の粒子が細かく均一になるものが良い硯とされて、金額も高くなります。液体墨を使う時は、墨を磨る必要がないので、墨池(ぼくち)という容器に墨を入れます。これは硯の表面にある「目」によって筆を痛めることもなく、また、多量の墨を使用でき、簡単に洗い流せるので便利です。

墨のすり方

「紙」は紙質によって、線の性質(書き味)や墨の色あい(滲みや掠れ)の違いが出ますので、紙選びは重要です。また、紙の繊維のザラつきを活かして書くと線に強さが出たりします。どのような作品を書きたいのかをお店の人に伝え、相談してみましょう。ただ、練習用の半紙なら、1000枚入りの安くて書き易いものでかまいません。

紙に折り目をつける

 

『日経おとなのOFF~おとなの書道塾』より 写真:大高和康

 

はじめに はらい2 余白 楷書

起筆 転折 潤渇 行書

はね1  抑揚 草書

はね2 収筆1 意連 隷書

はらい1 収筆2 疎密 篆書

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