NHK青山校 ー清心事達ークラスの様子/手習い
木下による解説付き書の鑑賞会(不定期)の様子/目習い
新年度4/7 スタートに向けて
移りゆく自然のありようをみても、一日として同じ日はありません。
そんな中で、自分にとってかけがえのないものを見つけたとき、
一日一日を大切に暮らしていこうという気持ちが芽生えてきます。
日々の暮らしをを愛おしみながら、書を通して自身と向き合い、
こころを表現してみませんか。
この講座では、
初心者にも分かり易く丁寧に
①書を書くことから基本的な書法と知識を
②書を見ることから美的感性を
③書を読むことから古の暮らしを
④書を語ることから古人のこころを
リラックスした雰囲気の中で学んで頂ければと考えています。
そして、この講座が生涯の友となる仲間との出会いの場になれば、嬉しく思います。
古典の世界を豊かに学ぶ銀座校、語り継がれる書人と書道の歴史に思いを馳せる横浜校に続き、
多方面から書の魅力を見つめてゆくこの青山校を、開講して頂くことになりました。
皆さんと一緒に、私も、書を見つめ、書の愉しさを改めて見つけていきたいと思っています。
木下真理子(翠風会主宰)
講座名「おとなの書道塾―花意竹情―」※花意竹情…花のような気高くて優しい心、竹のような風に揺れる趣
日本での椿の歴史は、ざっと今から5000年前の縄文時代まで遡れるらしく、
日本人が本格的に文字を使って筆記をはじめた奈良時代には、数多くの詠み人による椿の歌が『萬葉集』に残されています。
またかの千利休も茶花には椿を好んで取り入れていたことなど、日本人と椿との関係は、長くて深いつき合いが続いています。
明治のはじめ頃より、花言葉というものが使われるようになって、赤い椿の花言葉は、“控えめな優しさ”とされました。
香りを持たないということから、〝奥ゆかしい〟という意が花言葉に込められました。
書を通して、深い静けさに咲く椿に感応する、心の眼が開かれますように
※お問い合わせはNHK青山校へ(tel:03-3475-1151)