右はね②
一拍おいて、遠くに向かって押し出していくように。
はねる前の心持ちから「はね」は始まります。急に線を曲げたり、勢いにまかせた運筆は筆を不安定にするので、筆圧は徐々に加えていき、運筆の速度を工夫しながら、伸びやかで豊かな「はね」のイメージを持つことが肝心です。
『日経おとなのOFF~おとなの書道塾』より 写真:大高和康
書法と美の着眼
SEASON1 ☛ SEASON2 ☛
1. 起筆 1. 余白
2. はね1 2. 潤渇
3. はね2 3. 抑揚
4. 払い1 4. 意連
5. 払い2 5. 疎密
6. 転折 6. 楷書
7. 点 7. 行書
8. 収筆1 8. 草書
9. 収筆2 9. 隷書
10. 用具 10. 篆書