モヨリノ

先日、『モヨリノ』という郵便局発行のフリーペーパーで、お勧めの本を紹介してくださいというご依頼の取材を受けました。それにしても、「モヨリノ」というのは素敵な名前ですね。最寄りの、つまり“最も近くの”ということであり、私にとって書道以外にもっとも身近なものはなんだろうと考えたのですが、暮らしの中に溶け込んでいる、植物たちかもしれません。私は少し駄目になりかけているような植物をもらってきては、再生させるということが、ここ数年、生き甲斐になっています。

モヨリノ

2年くらい前、戴いた花束の中にあった上の写真の植物が、萎えかけたので、別な容器に移してたっぷりの水に浸したところ、自然に根が生えてきました。それ以後はとくに目立った変化はなかったのですが、つい最近、突然、新芽が出てきました!!

日々の営みにおいて、眼に見える変化はなくても、エネルギーを内部に貯めながら、成長しようと懸命に生きている植物たちの姿に、私は生きることの本質を教わっています。

    花火と遠い日の記憶

    書道を志すなら、睡蓮のように

    関連記事

    1. Personal Data 22

      2001.03.01
    2. カレンダー

      2010.01.08
    3. 邶風静女詩

      2001.02.01
    4. 幽玄

      2010.10.28
    5. Personal Data 37

      2001.03.01
    6. 時の“形”

      2010.09.17
    PAGE TOP