4月8日に想う

先日、ラジオを聴いていたら、仙台で被災に遭われた作家の伊集院 静さんが出演されていました。そこで、「悲しみは、いつか、終わる・・・」と言われていたことがとても、とても印象に残りました。

正直なことを申しますと、私は「頑張れ!」という言葉を人に言うのも、言われるのも、昔からあまり好きではありません。同様にして、元気が無い時に、「明けない夜は無い」などと人から慰められることも、慰めることも苦手です。頑張れという言葉には、どこか〈他人事〉というニュアンスをその響きに感じてしまい、後者も、実感を伴わない言葉がただ空回りしているように感じてしまうからです。

今日、4月8日は仏陀の誕生日です。仏陀は通常の人間が持っている五感、稀に受ける第六感以外に、阿頼耶識(あらやしき)という感覚を持っていたと言われています。これは今回のことにあてはめるなら、被災地から遠く離れた場所に居たとしても、当事者の方たち一人ひとりと同じ質量の痛みと悲しみを感じることが出来る能力とでも言うのでしょうか。もしかしたら、これを「慈愛」というのかもしれません。

しかし、凡人である私には、そうした本当の意味での、痛みを共有することができません・・・ただ、このところ世の中では、復興構想とか、自粛をやめようとか、そんな言葉にけしかけられているようなところもありますが、そんなポジティヴな気持ちは持てない人や、まだ自分のペースを取り戻せていない人がいるというのは、確かなことだと思うのです。

4月8日に想う

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    生命Ⅱ

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