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洗心パワースポット 高山寺 編2/3

降り注ぐ霊境の気を、全身に浴びて

パワースポットと謳う寺社には、観光向けの仕掛けや商業的な意図さえ透けて見えるところも少なくありませんが、高山寺はそうした作為的な演出などまったく必要としない、まさに“オーガニック(天然)”なパワースポットです。

古から生息する樹々。そこに広がる清新な空気に触れていると、感覚も研ぎ澄まされてゆく。太古の時代の原初信仰は、自然物や自然現象に神が宿ると捉えていた

高山寺で感じられる荘厳で神秘的なありようは、この山々がこれまでに刻んできた歴史的な背景に裏づけられています。

しぶきをあげながら勢いよく流れている清滝川。高雄山、槙尾山、栂尾山の三尾を結んでいる。桂川に合流して、京都盆地を流れてゆく

高山寺のルーツは、774年、奈良時代まで遡ります。もともとは、山岳修行者たちが霊力や悟りを求め、修行していた地に造られた宿坊だったようです。

古く日本では、山中に神霊や精霊が宿ると信じられていました。

高尾にある神護寺(旧高雄山寺)は、最澄や空海ゆかりの寺院として伝わっていますが、平安時代に山岳仏教が確立したことを重ね合わせれば、この二人もそう実感していたに違いありません。

☞次頁:〝千里眼〟を持っていた明恵の洗心パワー

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