作品「桃李成蹊」

まるで夏がそのまま来たかのような連日の暑さです。その暑さが熱気へと変わるワールドカップもまもなく開幕となりますが、おそらくそれと関連して(観戦する為のツールとして)、4Kという最先端技術によるTVが巷で話題になっているように思います。 それはもしかすると、私がそれに関わるお仕事をさせて頂いたことにより、自分で気にしているからなのかもしれませんが。

ご依頼頂いたのは、最先端の4Kのカメラで、私が書を書いているところを撮影するという、それも白と黒は使わずにという難易度の高いオーダーのものでした。そもそも、白と黒の緊張感の上に成り立つのが基本の書道です。しかし、最先端のテクノロジーと伝統芸術とがミックスされることによって、何か、私なりにプレゼンテーションが出来るのではないかと考え、チャレンジではあったのですが、お引き受けさせて頂いた次第です。

実際の揮毫では、力任せに書くのではなく、それこそ洋服も一切汚すことのない心づもりで、筆先に全神経を集中させて、ミニマルな美を表現出来ればと思い、揮毫しました。服装も含めて普段の私とはだいぶかけ離れたイメージですが、意味のあるお仕事をさせて頂いたと思っています。

スタッフの皆様には、この場を借りてお礼を申し上げます。有難うございました。そして、本当にお疲れ様でした。

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