バレンタインデーの音楽と本

この日は、世界中でいろんな恋愛のかたちが繰り広げられる。​
恋が成就する人、失恋してしまう人、傍にいるパートナーに感謝する人・・・。

最近は街を歩く人の多くが、耳にイヤホンをしている。
それぞれがどんな音楽を聴いているのかは分からない。ただ、ラブソングというものは、口下手な人の気持ちを代弁してくれたり、それとない気持ちにさせてくれたりする曲が多いのではないだろうか。
私は大貫妙子さんの『dreamland』という曲が好き。

ふと、大瀧詠一さんの『恋する二人』と『幸せな結末』を思い出した。​
この二つの曲は、もう20年くらい前のもので、恋に落ちたそのきらめきの瞬間が歌われている。
​うっとりするような甘美なメロディと詩、歌声は、昔も今も、恋愛中であるか否かも問わず、聴く人の心を揺らすエバーグリーン。

またこれも昔、ジョン・レノンの『ラスト・インタビュー』という本を読んでいた時、感銘を受けたことがあった。​
「愛とは花のように、毎日水をやり、日に当てながら大切に​育ていると、いつか花が咲く」。そんな内容だったと思う。​

愛という花を咲かせることは、恋を成就させることとはまったく違う。“幸せな結末”から始まる、二人の共同作業。シンプルでありながら、こちらは普遍的な真理が示された素敵な喩話。

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