共鳴

夏の風物詩とも言えるお祭りですが、お祭りのメインイベントである盆踊りを近所のお祭りに行った際に、体験してきました。ちなみに盆踊りという言葉には“盆”という秋を表す季語が入っていますし、二十四節気ではもう立秋を過ぎているんですよね。

さて、小さい頃は大人がやっているのを見て、何が楽しいのかと思っていた盆踊りですが、私もそのような年齢となったおかげで(笑)、とても楽しい一時を過ごすことができました。私が参加させて頂いたのは東京音頭でしたが、何が楽しかったのかと改めて振り返ってみますと、まず恥ずかしさを乗り越えて、捨て身(?)になるということでしょうか。

また一緒に踊っている人は見ず知らずの人ばかりでしたが、みな笑顔で、良い波動を合わせるという気持ち良さもありました。それから踊りそのものが非日常的な身体の動かし方をするので、始めはわけが分からないのですが、見よう見真似でも、出来るようになると、ちょっとした達成感も得られました。そしてなによりも、自分が日本人なんだなぁと実感できたことが良かったです。お手軽に、でもとても素晴らしい体験をさせて頂きました。

今週末は埼玉県で日本三大阿波踊りである『南越谷阿波踊り』、来週末には東京で『高円寺阿波踊り』があります。それぞれ踊り手は5千人と1万人、見物客は50万人と120万人以上を見込んでいるそうです。それだけの人が同じ場所に集い、共鳴し合うというのは、本当に凄いことですね。

♪踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々です!

共鳴

清純という名の幻想

ゆとり

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