当たり前のような、有難きこと

梅雨が明け、いよいよ夏本番ですね!この三連休、みなさんはどのように過ごされましたか?私はというと、自宅で植物の鉢の植え換えをしたり、久しぶりにDVDで映画を何本か観たり、雑誌をいくつか読んだりと、何かに追われることも、縛られることもなく、ノンビリと過ごす出来ました。ごく普通の何でもない一日でしたが、ありのままに自分らしく過ごせたことを、とても幸せを感じました。

当たり前のような、有難きこと

さて、雑誌を読んでいて気がついたのですが、最近は“水ビジネス”がトレンドのようですね。何でもビジネス化してしまうところが、先進国と自ら呼ぶ国に住む人間の特徴であるのかもしれませんが、やはり都会では私も含め水道水をそのまま飲むことがためらわれ、また様々な用途に分類された需要があるようです。

一口にミネラルウォーターと言っても、硬水と軟水があって、軟水は口当たりが良く紅茶やコーヒーなどを作る上で合い、硬水はカルシウムやミネラルが豊富に含まれているため身体のいろいろな調整に使うということは知っています。また他にもナチュラルウォーターやナチュラルミネラルウォーター、タップウォーターといった種類の水もありますよね。最近は水に波動を込めているものもあるようですが、これは何と呼ぶのでしょうか・・・。

いずれにしても、“水”は見た目が透明で、味も臭いもほとんど無く、普段はその存在に気をとめることがなかなか無いので、〈当たり前のようにあるからこそ逆に必要不可欠な存在であり、有り難いものである〉ということに、もっと自覚的でなければと、少し反省しました。

水との関わりにおいて、朝・昼・晩と常に自分の身体の新陳代謝を意識して生活することは、生きている実感を味わうことが出来る一番身近な方法かもしれません。ただそれも、デドックス(排出)ということだけではなくて、摂取して、循環するということまでをワンセットにして捉えることが大事なのではないでしょうか。それによって地球の生態系についてまで意識が繋がるということはありませんか。

人間も所詮は一生物にすぎません。また地球の一住民でしかありません。そんなふうにシンプルに考えられれば、息苦しいこんな時代も、気楽に、そしてゆったりとした気持ちで生きていけるということはないでしょうか。この夏、私は“涌き水”がそのまま飲める場所へと出掛け、自然を存分に味わうという大変に贅沢な行為を、目下計画しています。

揮毫 『誕生!中国文明』

花火と遠い日の記憶

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