君こひし

photo_2_6_3

2009 「君こひし」

      H70×W35cm

(第1回 菁莪展 2/3-8 於:東京銀座画廊)

 

読み方

君こひし 寝ても さめても くろ髪を

梳(す)きても  筆の柄(え)をながめても

(与謝野晶子の歌)

 

作品について

この度、新しい書展の開催をきっかけに、以前書いた詩文ともう一度向かい合って書作することにしました。中国の書家で、明末清初ロマン派で知られる王鐸(おうたく)の書を基礎として、“ いつどんなところに居て、何をしていても、あなたが恋しいという、連鎖していく想い”をらせんのようにイメージして書きました。

青春時代の真ん中は胸に刺射すことばかり

私の上に

関連記事

  1. 雨が降ったら

    2008.04.10
  2. タイ・レポート ♯1

    2010.04.23
  3. Personal Data 23

    2001.03.01
  4. 冬はやっぱり、鍋

    2009.01.23
  5. 第64回 正倉院展

    2012.10.09
  6. 孫逖詩

    2001.02.01
PAGE TOP