春から秋にかけて、楽しませてくれた日々草ですが、先々週くらいに、蕾を含んだ先端部分をカットして、小さなフラワーベースに入れていました。始めの一週間は花びらが日ごとに、みるみると小さくなってしまい・・・また次々に落ちてしまって・・・やはり水栽培は無理なのかと思っていたのですが。
先日、ふと見たら、実にさりげなく、咲いてくれているではありませんか!プランターで生育していた時は、咲き誇るように力強く、咲いていましたが、今はその時とは違った趣があります。小さくも凛々しいその命の美しさに、『窈窕淑女(ようちゅうしゅくじょ)』と名付けたくなりました。
さて、そんな日々草の原種は、今日的には生物多様性の島として有名なマダガスカルとのことです。もともと繋がっていた大陸が五大陸として分かれていくのに、その中心にあったのがマダガスカルだったようで、地球のヘソとも呼ばれていますよね。是非、一度は行ってみたい、そう思っている場所です。
話はかわりますが、先日、個人的な関係で、命名書のご依頼を承りました。名前というのは、赤ちゃんの、“命”に付けるものなのだということを、ここでも改めて教えて頂きました。