伝統デニム

THE BEATLESやSex PistolsをCMや広告に使い、The Rolling Stonesのコンサート・ツアーのサポート、70年代には、ジェーン・バーキンやセルジュ・ゲンズブールをイメージキャラクターに起用し、これまでに世界88ヵ国で愛用されてきた、英国で一番老舗のデニムメーカーである『Lee cooper』が、遂に日本進出しました。

伝統デニム_1copyright Lee cooper

それに際しまして、「THE MAKERS」というグローバル規模に選出されているクリエーターやアーティストの日本人として、私と和菓子職人の西沢勝治さんが選出され、そのイベントに出席させて頂きました。はじめは、何故、私が!?とも思ってしまったのですが、起用頂きました理由としては、「伝統」を重んじているその姿勢とのことです。

伝統デニム_2

伝統デニム/書家 木下真理子_3

『Lee cooper』のデニムには冒頭に記したように、華やかなロックスターやファッション・アイコンのイメージなどが重なりますが、そのデニムの1本、1本には、職人さんによる熟練した技の数々や、創意工夫が反映されています。そしてそれは、伝統工芸という形で継承され、さらに伝播されてきた側面も、確かにあると思います。

1908年、前回のロンドン・オリンピックが開催された年に創業され、ワークウェアの制作から始まり、第1次、第2次大戦では軍服を作り、その後、1945年よりジーンズを作るようになったそうです。驚いたのは、60年代に一大ブームとなったベルボトム(今でいうブーツカット)のデニムを開発したのも、さらにはコーデュロイという素材のボトムスやジャケットを制作したのも同社とのことです。

そんなことを考えながら、有難く、はかせて頂きました。

さて、行われたイベントの模様も合わせてご紹介します。久しぶりに公開揮毫も行いました。書かせて頂きましたのは、「無垢」、英語でいう「innocence」という言葉です。

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