“時間”は存在するのか?

“時間”は存在するのか?

窓の外は風がずいぶん荒々しい。

年越しが迫ってくると、今年がどんな年だったのかつい回想してしまう。 そう言えば、今年の正月はずっとひきこもって、物理学の入門書を何冊も読んでいた。

あれから一年になろうというのだから、月日が経つのは本当に早い。同じ一年でも、子供と大人では、時間経過の感覚的な速度が違うということはよく言われている。

先日、俳優のモーガン・フリーマンがホストを務めている『時空を超えて』というNHKの番組で、60歳の大人は10歳の子供より2.5倍も早く感じているという研究数値が紹介されていた。

“時間”とは幻想なのか、それとも現実なのか。
番組では科学者によって見事に見解は別れていたが、そもそも時間など存在しないという科学者もいた。
素人的になんとなく感覚として分かるのは、“時間”と“時刻”は違うということ。
そして時刻にしても、時計にしても人間が作り出したものであるということ。

科学者が宗教にその答えを求めることも海外では珍しくない。書家で文系の私が物理学の本とは、自分でも説得力が無いなぁと思うけれど、意外に「古代の思想」と「最先端科学」の分野とは共通項を見出せるから、ひき込まれてしまう。

ただいずれにしても、〈興味〉というものが“時間”を超えてしまうということも確かなこと。