梅雨が既に明けたかのように、連日、蒸し暑さが続く。
昨日は、気を張って出かけた買い物先で、〝熱中症予防〟と〝塩分〟という文句につられて、つい塩キャンディを買ってしまった。帰宅して後、冷たいドリンクを作って、それに手を伸ばしながら、冷静さを少しずつ取り戻していく。するとキャンディの袋に書いてあった文言が目に入ってきた。
「汗をかいて頑張るあなたに」
どちらかといえば家にいることが多い私に、このキャンディは本当に必要なものだったのだろうか。
それにしてもここまで雨季が短いと、農作物全般に影響が出るのは明らかで、それは米の収穫にも、来年の米値にもかかわってくるのではないかと思う。
ただ私の知る限り、そのようなニュースが優先されているようには見受けられない。
先日の映画視聴の話にも通じることだけれど、ポータルサイトなどでは個人の閲覧履歴が解析され、それに沿った、つまり個人個人に合うと判断されたニュースが配信されてくる。
このところ、私のパソコンの画面には、ある研究所の寄付金依頼の広告が連日出てくるようになった。
その広告に紐づいていた、研究所のサイトを閲覧したからだろう。
より広く、より多くの情報に接しているというのは実は錯覚ではないだろうか。自分に関わる世界はどんどん狭くなっているような気がする。
気になって、知人にも聞いてみるけれども、あまり気にする素振りはなかった。
私は、こんなに暑くなった日本の夏のことを考えた。
きっとそれは、〝エアコン〟という機器の普及にともなうことなのではないかと思う。
便利になって何でも享受できる世界は、その何かにコントロールされていることに等しい・・・、「銀河鉄道999」のリバイバルを観ながらそんなことを思っていた。
