先日、連載のお仕事で、プロゴルファーの諸見里しのぶさんにお会いしました。諸見里さんは、本当に真っすぐで、恰好いい人でした。ゴルフというスポーツは経験したことがありませんが、大変な集中力と高い技術力、パワーと柔軟性が同時に必要とされるスポーツであることは分かります。
また彼女はプロであるので、もう楽しみながらという次元ではなく、その一瞬の為に、厳しさの中に身をおいて、365日を生きているのではないかと思います。特にゴルフというのは他者との闘いというより、自分との闘いの方に意識が向いているスポーツです。それは私が書道に向かっているスタンスに近く、お互いにとてもシンパシーを感じ合うことが出来ました。 私にとって書道とは、自己表現の為の手段ではありません。自分と向き合い、外にではなく、内側に向かって力を放つもの、それが私の考えている“書”の在り方です。
さて、連載用に諸見里さんがご紹介くださった座右の銘は、人に対してというより、やはり彼女が自分と向き合い、自身が欲している言葉なのだと思いました。鏡に映る自分に、彼女が投げかけるその言葉は・・・『笑顔で』
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