社会

先週は仕事の関係で、渋谷区、港区、千代田区にいた。
驚いたのは日曜日の明治神宮前の交差点。19時くらいだと思うけれど、人が私以外一人もいなかった。
まるで中野正貴さんの写真集『TOKYO NOBODY』をリアルに体験しているかのようで、背筋が寒くなった。

社会の経済的なダメージは、実生活の破綻を誘発するということから、経済と生命を天秤にかけるようなことは出来ない。
ただ、そもそも「社会」ってなんだろう。

コトバンクの文言を引用すると・・・
〈社会〉という語は,江戸時代までの日本になかった新しい造語である/抽象化された中核概念をあらわすのに,日常性の中での具体的イメージを担った〈仲間〉とか〈交際〉あるいは〈世間〉ではふさわしくなく/抽象化された語感ともあいまって,西洋近代の中核思想をよく日本語の中に移す効力を発揮した

抽象化された概念を目の前にして、物事を議論したり、対策を講じて、一体どういった人が救われるのだろう。
私たちは江戸時代の長屋に根づいていたような“助け合い”の精神を、思い返す必要があるのかもしれない。

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    曖昧な日々

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