サイクル

過去に感謝し、未来を描く、別れと出会いの季節。

最近は小学校でも羽織袴で、卒業式を行うようになったと聞く。

晴れ着に袖を通した子供たちとともに、人生で幾度となく卒業を重ねてきた大人もまた、
思い出が心奥に流れる。

あの日、あのとき。
澄んだ眼に映した夢。
安寧な暮らしがどんなにも尊いものか、今改めて嚙みしめる。

咲き散る桜は、私たちの涙。
世界の平和は、私たちの夢。
夢という一人ひとりの希求を支えることができるのは、やはり平和しかない。

これからを紡ぐ子供たちのために、世界のこれからのために、
心砕く戦争がどうか終わりますように。

11年

小さな発見

関連記事

  1. 紆余曲折の春

    2016.05.01
  2. マスクの夏

    2020.08.05
  3. 五月の風の中で

    2019.05.19
  4. 心の休日

    2017.05.05
  5. 春にして思うこと

    2018.03.31
  6. “尽くして開く芸の道”

    2010.05.17
PAGE TOP