記憶と記録

ここ数日は、息つく間も無いくらい、書作に明け暮れていた。

「書作」は書き手の心の機微がそのまま作用するので、嘘を付けない。そして「書」はある種の“記録”と言える。

人の世は、“うたかた”だ。だから、人は大切なことを遺そうとするし、文化は継承されていく。

記憶でも、記録でも、何かを遺そうとすることは、人の本能の一つではないだろうか。

写真はちょうど10年前の5月。北海道の富良野のラベンダー畑の前で、地元の観光タクシーのおばさんとの記念撮影。てっきり一面が紫の、夢のような世界であると思って訪ねたものの、まだ開花時期ではなく、あたり一面はご覧の通り。それでも、そんな思い出も、今は私の宝物として残っている。

記憶と記録

心の休日

風通し

関連記事

  1. 巨龍 中国

    2016.10.31
  2. 苦悩のメカニズム

    2017.04.21
  3. サイクル

    2022.03.26
  4. 洗心パワースポット 龍穴神社・室生寺編 公開

    2020.03.16
  5. 上村愛子さん~向上心という平常心~

    2010.11.19
  6. 月から見た世界

    2021.07.24
PAGE TOP