届ける文化

先日新聞で、郵便局が土曜日の普通郵便の配達をいずれ行わなくなるという記事を読んだ。

局員の方が疲弊しているのか、郵便物が減少しているのか、その記事でははっきりと分からなかった。
いずれにしても、時代のニーズと合わないということではあるようだ。

昔はいろんな絵柄の切手を集めては、それを眺めて楽しんでいた。
今も手紙や季節のハガキを書いたりすることは日常的で、書道の通信講座などを行っていることもあり、私はかなりの頻度で郵便を使っている。

ビートルズやカーペンターズが「Please Mr. Postman」と歌っていた頃、時間はまだ緩やかに流れていた。
やりとりの間、送り手も受け取り手も、相手の気持ちを想像しながら、かすかな希望を胸に抱く。
そんなときめきも、スピードが要求されている社会では失われてゆくのだろうか・・・

書家だからということではなく、「手紙(てがみ)」という言葉は、本当に素敵な言葉だと思う。



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書家 木下真理子 参考資料(2018)