平昌オリンピックが始まった。
写真は数年前、ソウル国際ブックフェアに招待頂いた時のオフショット。
あまり刺激の強い食べ物は得意ではなく、普段は敬遠してしまうものの、思い切って白菜や大根や胡瓜など様々なキムチを料理店で食べてみることにした。
“本場”のキムチは、瑞々しく、辛味はあるものの、驚くほど口当たりが優しかった。
酸味、苦味、さらには旨味さえも感じる、深みがあった。
もしかしたら、日本製のキムチは単一的に辛さばかりを強調してはいないだろうか・・・
食べてみなければ、懐に飛び込んでみなければ分からない、優しさと深み。
思い込みや先入観に縛られているということは、本当のことを知らないということに等しい。
その時食べた沈菜が教えてくれた。