Loading

お雛様の会

桃の節句。
子供の頃、雛祭りのこの時期になると、親が雛人形を飾ってくれた。
それを見るにつれ、着物姿の雅やかなお内裏様とお雛様に、ほのかな憧れを抱いた。その右側と左側でくるくると回転するぼんぼりの灯りも美しく、ひなあられや菱餅の淡いピンクや緑の彩りが、心を和ませてくれた。
自分だけの世界で、心ゆくまで物思いにふけって、夢見がちだったあの頃。

先日、女優で画家の蜷川有紀さんにお招き頂いて、お雛様の会に伺った。
ご一緒させて頂いたのは、ピアニストの後藤泉さん、作曲家の武智由香さん、華道家の藤原素朝さん、日本舞踊家の尾上紫さん、エッセイストの三浦暁子さん等々、プライベートな集まりとは言え、華やかな顔ぶれ。
日本料理家の藤田貴子さんの至高の日本料理を頂きながら、慎ましくて麗しい、そんな空気に包まれる。

曲がりなりにもいろんな経験をしながら大人になって、諦めるということを憶えた・・・
日頃、書と向き合っていると、女性であるという意識も薄らいでしまう。

女らしさ、もっと言えば女の子らしさというものは、女性として生を受けたからこその、宝物!

そんなことを改めて気づかせてくれた一時だった。

    裁量と最良

    過ぎるということ

    関連記事

    1. 書作のアイテム その2

      2014.05.09
    2. 海か、山か、芸術か?

      2016.06.30
    3. 雅人深致

      2013.10.29
    4. 万能な手

      2016.05.25
    5. 嬉しさのお裾分け

      2017.04.28
    6. 書の小宇宙

      2015.10.02
    PAGE TOP