それだけで、救われる世界

梅雨空は一転。
あれだけの雨が嘘だったかのような猛暑。
窪地に溜まった雨水で水浴びをする小鳥の姿を眺めて涼んでいると、なんだか心が洗われる。

洗われるといえば、週末の夜、2本の映画を視聴した。

ひとつは「それだけが、僕の世界」。
とてもストレートな家族の絆の物語で、ともすれば気持ちが重たくなり、観るのも辛くなりそうな話を、
イ・ビョンホンやパク・ジョンミンなど、俳優の個性的な演技に救われて、最後まで観てしまった。

人生は交差するし、すれ違いもする。
人は同じ世の中を見て生活をしていながら、実は、それは主観的な世界で、それぞれがそれぞれの世界に生きている。
ただ、すべてに満ち足りて暮らしている人など、誰一人としていない・・・。
観ていると切ないし、寂しくもなる。
でもだからこそ、一人ひとりには大切な誰かが必要であるということを教えてくれる。
その誰かと世界を共有できれば、きっとその世界は温かいものとなるはずだから。

もうひとつは「ムーンフォール」。こちらはハル・ベリー主演のSF超大作。
月と地球の衝突危機を回避しようとする内容だけれど、月が巨大建造物だとする着想はちょっと突飛過ぎる気もしなくもない。
とはいえ、その昔、繁栄した人類が生み出したAIが、人類を攻撃するようになるという設定は、現実的に感じた。

人間VS人工知能の構図は、どこまでいっても平行線なのかとも思ったけれど、現実を見渡せば、戦争、紛争、デモ、環境問題と、人間が抱える問題の根幹は、
人間がその〝人間らしさ〟を失うことによって起こるのではないかとも思った。

順番的には「ムーンフォール」の方を先に観て、その後に「それだけが、僕の世界」を観て正解だった。

米と物価高騰

銀河鉄道999 リバイバル!

関連記事

  1. ドキュメンタリー

    2012.08.29
  2. 言の葉story

    2014.11.22
  3. 嬉しさのお裾分け

    2017.04.28
  4. 書道の秋

    2015.09.18
  5. もうすぐ春

    2014.03.05
  6. 笑顔で。

    2019.03.23
PAGE TOP