未来へのバトン

とうとう梅雨入りした関東。
雨が多くなれば、暮らしの対策も変わってくる。
いつ晴れるのかと日々思いながら、天日干し派の私は、天気図で梅雨前線、雨雲の様子を細かく分析しているけれど、空模様は気分屋だから、自分の肌感覚も判断材料に加えるようにしている。

それはさておき、今日から新しい紙幣が発行されるとのこと。
前回、樋口一葉や野口英世に変わったのが2004年ということなので、あれから20年。
その間に、社会はデジタル化という大きな変革がおこった。
明治以降の文化人の肖像を採用した今回の紙幣も、「ハイテク紙幣」になるらしい。
ハイテクが指す意味は、世界初の偽造防止技術の導入ということのようで、紙面の印象に深みがなくなり、淡泊に見えるのもそのせいなのかもしれない。

紙幣の思い出なら、やはり子供の頃のお年玉。
10円、100円、500円玉でもなく、袋の中身が紙になったときは、胸が高鳴った。
紙幣に隷書(れいしょ)という書体で、「日本銀行券」の文字とともに大きく表記されていた「千円」の漢数字は、威厳があった。
キャッシュレスという指針のもと、電子マネーが奨励される昨今、子供たちのお年玉もやはり電子マネーで付与されるようになっていくのだろうか。

紙幣や硬貨はただ物品やサービスの購入のためのツールではなく、例えばそれは、先人からの「未来を宜しく」といった想いを繋ぐように、人から人への〝バトン〟ではないかと思う。

区切りのない世界

一番か、一流か

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