空海と密教美術展

空海と密教美術展_1

東京国立博物館で既に開催されています『空海と密教美術展』ですが、知人が運営を担当されていて、先日その内覧会にご招待頂きました。国宝重要文化財98.9%!という、貴重な文化遺産が一同に会しています。

空海といえば、日本にはじめて真言密教を伝え、日本の仏教文化に大きな影響を与えた人物として特に有名ですが、日本書道史においても、三筆(さんぴつ)※と呼ばれる書家の一人として、敬意を持たれています。

※三筆・・・平安時代初期の空海、橘逸勢、嵯峨天皇

空海は延暦23年(西暦804年)に、遣唐使の一員として中国に渡り、長安の青龍寺で恵果より真言宗を学び、中国書法の研鑽にも励んだようで、その作品には名だたる中国の書家を模倣した書法や筆法を見て取ることができます。

空海と密教美術展_2

現存する空海直筆の書で、巻頭から巻末までが展示されている作品を実際に目の当たりにすると本当に圧巻ですが、まずは作品の全体を眺めて頂いて、それから近くに寄って、目を凝らしてその一文字一文字を見て頂くと、空海の意識が伺え、美しさも感じとることが出来ると思います。

特別に写真撮影の許可を頂けたので、その一部(空海の作品はさすがに撮影できませんでしたが)をご紹介させて頂きます。

ただ、当然ですが、会場では、私のつたない写真には収めきれない空気感と存在感を感じとることが出来ますので、ご興味を持たれましたら、是非ご自身の目でご覧頂き、感じて頂くことをお勧めします。