お知らせ 日本画家×書家

ふであとの競演

9/3(土)、日本屈指の筆である「熊野筆」の産地で、“墨の魅力”を伝えるワークショップが開催される。
これは学習院大学の島尾新先生のオーガナイズにより、日本画家の中野嘉之先生と書家の私が“墨”で競演するというもの。

書画のコラボレーションといえば、琳派の創始、「風神雷神図」を描いた俵屋宗達と寛永の三筆の一人と言われている本阿弥光悦との合作が思い浮かび、気後れしてしまうが、中野先生に胸を借り、先生の絵からインスピレーションを受けた詩文を、私なりに即興で揮毫したい。作品は落款を押した後、博物館に展示されるという。

「墨に五彩あり」と言われるように、墨色は微妙な濃淡の変化によって豊かな色彩が表れ、空間や立体表現を可能にする。
また毛筆という柔軟で変幻自在な毛先の動作は、日本の美を生み出してきた。

一つの和紙の上で、日本画の伝統的な手法と書の技法、そして現代的な感性が絡み合う瞬間に、どのような景色が見えてくるのか。墨と筆が織りなす美。その魅力を現代においてお伝え出来ればと考えている。

※お近くにお住まいの方は是非お越しください。

中野嘉之先生の作品一例はこちらから

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