書で繋がる縁


※写真は2020年12月に原宿の某ラウンジで行われた書道体験会の様子

成人式も終わり、2023年が本格的に動きだす。
電気料金や食料品の値上げに、金利も上がって、次は消費税が上がる?などなど、不条理なニュースが
流れ込んでくる。
まさに身も心も凍えてしまいそうな冬。
お送り頂いた年賀状や寒中見舞いを一枚、一枚見ながら、心温まる。

やっぱり年賀状という風習は残っていた方がいいと、私は思う。
やり取りをさせて頂いている人は限られているけれど、送ってくれる人は毎年必ず送ってくれて、
そうした心と心で繋がっている人間関係を、葉書を手にしながら実感できるところがいい。
私の大学時代の後輩の女性は、大学を卒業し、九州に帰って、教師になり、結婚して、子供が生まれた。
昨年は異動があり、家族を残し単身で屋久島に赴任して書を教えているという。
そんな人生の歩みが、写真入りの年賀状で毎年伝わってくるのも、とても嬉しい。

さて、私はというと、1月20日から新しい書道講座を久しぶりに開講することになっている。
何年ぶりになるのか、その間も世の中にはインターネットがより一層に普及して、特にここ数年のコロナ禍では
デジタル機器のモニターを通してコミュニケーションもできる時代へとシフトしているけれど、
講座という場では今も、様々な人生をそれぞれに歩んできた人たちが、ある時一つの場所に集まり、同じ時間を共有して、直接触れ合い、新しい関係が紡がれている。
言語そのものによらず、むしろ言語の先にあるものを手にとり理解し合ったり、深まり合ったりするコミュニケーションは、データのように消えたり切れたり失われたりもしない。

もちろん書の魅力を楽しく学んで頂けるように、私も持てる力を出し切って行いたいと思っているけれど、
ともあれ、清新なひとときをともに過ごせる仲間との時間を何より楽しみにしている。

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風習のこれから

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