人と人の出会い

書家と言うと、どうしても内向きな仕事と捉えられてしまうが、定期的に人前で書道について教えさせて頂く機会もある。

大学では中学・高校の国語の教員免許を取得しているものの、教師の道には進まなかった。何事ものめり込む性格なので、いざ生徒と向き合うということになれば、四六時中生徒のことが頭から離れず、自分の書の時間など作れないと思った。なので大学を卒業してからもアルバイトをしながら、ある大学の生涯学習センターで書道を教えさせて頂いた。

ところが始めて1~2年は、ほとんど生徒も集まらず、“継続困難”と学校側に突きつけられてしまった。

その頃から今に至るまで、生徒でいてくれている女性がいる。
生徒と言っても私より年上の方なのだが、先日その彼女が「師範」の資格を得られた。

人と人の出会いは、何ものにも代えがたい感動を与えてくれる。

    こころのままに

    ピエール・アレシンスキー展

    関連記事

    1. 熊野“筆”巡礼 榊山神社

      2016.09.05
    2. 残暑お見舞い申し上げます

      2019.08.12
    3. 雅人深致

      2013.10.29
    4. 茶の湯の教え

      2014.02.20
    5. 千載具眼の徒を竢つ

      2016.04.26
    6. 中秋の名月

      2021.09.21
    PAGE TOP