風をあつめて

先日、作詞家の松本隆さんのインタビュー記事を神戸新聞のWEBサイトで読んだ。
7年前から神戸に住まわれているとのこと。

東京だけが全てではない、といった趣旨のご発言が印象的だった。
肩の力を抜いて、自分のペースで、心地良く生活されている様子が伺えた。

神戸は、私も所縁の地であるけれど、まさに「風街」という感じ。
住みたいなぁ・・・。

仕事に合わせて住む場所を選ぶという発想は、本当はずいぶん窮屈なことなんじゃないかと、時々思う。

それと、人と人との温かい地域での触れ合いが、それだけで毎日を楽しくしてくれるはずなのに、“プライバシー”という言葉に、多くの人が過敏になっている気もする。

記事では、神戸のお店の人は気さくで、「風邪をひいてない?」「食事をしっかりとってる?」など、声をかけてもらえることに松本さんは嬉しそうだった。

それはかつて、あちらこちらで見かけた日常風景ーー。

昔は55歳で定年退職して、その後はノンビリ過ごすということがごく当たり前だった。でもいつの間にか、人生100年時代で、みんな70歳を過ぎても働いている。豊かさってなんだろう。

新元号の発表を前にして、次の時代は、何かにつけ新しさを求めることや競い合うことよりも、立ち止まってその時その時を味わいながら、個々の価値観で幸せを感じて生きられる、そんな時代になればいいなぁと思う。

笑顔で。

日常の私

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