「ヒロシマの青空 いつまでも」と題したオノ・ヨーコさんのメッセージが今も響いてくる。
2011年8月7日の読売新聞日曜版に掲載された、ヒロシマの青空。
戦後70年以上を経て、東日本大震災から10年が過ぎ、今わたしたちは新型コロナウイルスの渦中にいる。
既に病床逼迫の状況にある中で、”もう少しで”とか”起こりつつある”とか、そんなふうに現実から目を背けてばかりいていいのだろうか。
ふだんは青い空をいつまで仰げるかなんて、気にとめる人はほとんどいない。
でも、いつこの青い空が黒い雲で覆われて見られなくなるとも限らない。
“あの時、わたしたちの意識ひとつにかかっていた・・・”
いつか振り返る日が来て、後悔しないために。