繁華街のクリスマス・シーズンの賑わいの裏側で、年の変わり目に向かってゆく静寂感。
この時期は物事に区切りをつけたいがために、なにかとバタバタする。
“まっさら”な気持ちで新年を迎えたいという願いは、日本人にとって昔も今も変わらない。
また師走のこの時期は、年賀状書きのシーズンでもあり、こちらは書家という身の上、少し後ろ向きになってしまう。最近は印刷の他にメールでの電子年賀状も普及しているので、手法は人それぞれ。ただそんなご時世でも、書家はやはり手書きでなければ、受けとって頂く方にも納得してもらえない。自分としては、書作品よりも、小さな葉書を書く方が素の自分が出てしまうようで気恥ずかしくもある。
ともあれ今年もあと少し。ラストスパートをかけたい。
穏やかに新年が迎えられるように。
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