雨の気配


雨の日は心が洗われるような気がして、嫌いではない。
梅雨が待ち遠しくてというほどではないけれど、このところ晴れかなと思えば突然雨が降ってくることも多く、梅雨の前触れを感じさせる。

表千家流『茶道雑誌』で連載中のエッセイ「くらしをうつして」。
今号は雨の日にまつわる書作のエピソードにはじまり、〝はなす〟ということをテーマに綴らせていただいた。
THE BEATLESの「Across The Universe」、John Lennonの「IMAGINE」の歌詞にも触れている。
松尾芭蕉のこと、禅のこと、ジョンにも連環した日本的な思念など、ヨーコさんとジョンの間で交わされていた日々の言葉・・・。

ご興味のある方はご一読ください。

ところで、雨の日の密かな愉しみと言えば、アロマの香りを聞くこと。
乾燥した日より、いくぶん空気が湿っていた方が、やはり香りには適しているように思う。

雨音や香りは私の耳もとで、そっとささやくように優しい。その言葉は波動となって、やがて私を包んでくれる。

変わらないという強さ

節電と風の季節

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