先週末、私の書道教室の生徒さんが自主的に主催した書道合宿が行われました。準備等、いろいろと大変だったと思いますが、とても濃密な時間を過ごすことが出来たのではないかと思います。基本的に書道は、自分と向き合いながら、自己鍛錬していくものですが、皆と時間を共有し、切磋琢磨することも、自分を成長させていく上では有意義なことです。いつもは自分の手元ばかりに集中してしまいがちなところを、お互いの筆使いや書きぶりなどを見ることで、視野も広がります。
私の生徒さんには最年長で80歳の女性の方がいらっしゃいますが、書を学ぶ同窓ということでは、そこに上下関係はありません。一日八時間にも渡るものでしたので、時折くったりとした様子の人もいましたが、書作の現場というものは、一心不乱で、紙も散乱していたり、大抵はそのようなもの。
私の日常風景もだいたいこんな感じです。