書作

近所の草むらでよく野良猫が昼寝をしている。本当に気持ちよさそうに寝ているのだけれど、おそらく食べるものにも特に困ってなくて(近所の人たちが餌を与えているのだと思う)、体型もぽっちゃり。

窓から眺めている私とはたまに目が合ったりする。そんな時、向こうは視線を一切そらさずに、私の方をじっと見つめている。
この人間は敵か味方か・・・。
たぶん、敵とは思われていない。
言葉で語らずとも目は口ほどにものを言うというように、瞳の奥で感じ合っていることを、少なくても私の方は感じている。

書家の私は、口で思うように伝えられないから、書を書いている。
それは書かれている言葉の内容を説明したい、ということが先に立っているのではなく、“第六感”で何かを感じてもらえることを密かに期待しているように思う。

みどりの日の朝食

優しさと柔らかさ

関連記事

  1. 夏目漱石『こころ』

    2014.06.18
  2. 伝燈

    2017.02.04
  3. 大正浪漫

    2015.02.21
  4. 慈雨

    2010.06.11
  5. 光たちのささやき

    2018.12.25
  6. 書き初め

    2018.01.02
PAGE TOP