古事記編纂1300年 part1

古事記編纂1300年 part1

数年前は、表参道にある青山ブックセンターに、一昨年は新宿にあるジュンク堂に、そして昨年より、丸の内にある丸善が、私のよく通っている本屋さんとなっています。丸善に通うようになったきっかけは、『松丸本舗』という、千夜千冊でおなじみの松岡正剛さんが主宰するブックコーナーがあるからですが、みなさんはご存知ですか?まさに「知の貯蔵庫」とでもいうところで、ここには本の目利きである松岡さんがセレクトされた本が数多く展示され、また、実際に購入することもできます。

私は元来、選ぶという行為があまり得意ではありません。例えば食べ物でも、レストランに友人と入ってメニューを選ぶ時に、どうしても時間がかかってしまいます(笑)。それは一つ一つを真剣に考えすぎてしまうからなのかもしれませんが。そういった意味では、信頼できる方におすすめ頂くものは、とりあえず購入してみようという気になります。先日は『松丸本舗』で、3冊の本を購入して、今読んでいるところです。

本というのは、書き手と読み手、さらには同じ読み手でも人によって、頭に浮かんでくる情景は異なるものだと思いますので、『古事記』などの歴史書は、どのように読み継がれてきたのでしょうか・・・。読書という行為は眠っている潜在意識を刺激する行為で、潜在意識というものが遺伝して後世に継承されているとしたら、私がイメージしている中に、当時の人たちが思い描いていた風景の断片が混ざっているかもしれません。

今年は古事記が編纂されてから1300年という年です。私も2月に、国生みの島として有名な淡路島に伺うことになっています。『古事記編纂1300年記念事業』については、またご報告できるタイミングとなりましたら、ご紹介させて頂きます。

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