昨年より、大変なことが続いていて、あまり気を緩めることが出来ずに今日に至っている、私を含めて多くの人がそんな心持ちではないでしょうか。
先も見えなければ、今も見えない、とでもいうような。

4年以内に首都圏を大震災が襲う、イタリアを引き金に世界恐慌が起こる、年金制度を維持するためには消費税の10%の他にあと7%の増税が必要だ・・・
様々な情報が、入れ替わり立ち替りで迫ってきます。

また一方では、震災後の政府の対応について、その議事録が残されておらず、真実は永遠に闇の中に葬り去られてしまいました。

良いことでも、悪いことでも、本当のことが分からない、疑心暗鬼という状態が、実は私たちにとって一番不幸なことではないでしょうか。

 

「民」という文字があります。

それは古の時代に、どのような字形をしていたのか、白川静先生の本で調べてみました。
金文(きんぶん)という古代の文字では、「眼精(ひとみ)を突き刺している形で、視力を失わせることをいう」と書かれています。これでは身も蓋もありません。

真実を見ることが許されない私たち「民」は、もしそうだとしても、“誇り”を持つことは出来るはずです。誇りを持って生きることで、“心の眼”が養われます。

誇りとは、正義と言い換えられるのではないかと、私は思っています。

    古事記編纂1300年 part1

    美学

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