自由の彼方

「自由」とか「解放」とかって何だろうかと考えさせられている、今日この頃。
例えば、約二年に及ぶコロナ禍の生活。
通勤という日課からの解放は、既存の暮らしが〝当たり前〟でなかったことに気づいた人も、多かったのではないかと思う。

とは言え、「個」の自由と「私」の解放とは違うという気もする。
自由とは求める心であって、主張する自我ではない。
でも、すべからく誰もが願ってやまないのは、やっぱり平等ということになるのだろうか・・・。

日本においては、古来長きにわたって身分や職業の選択の自由は無かった。
でも、それによって全てが不幸せだったかと言えば、そんなことはなかったのではないかと想像する。

「多様性」という言葉を使うことで、むしろ違いを認識してしまうということもある。
「一即多、多即一」。そんな尊い教えがあるけれど、平たく言えば〝一緒くた〟。
こういう考え方にもっていったほうが、気楽に生きられるのではないかと思ったりする。

久しぶりの外食ディナー

関連記事

  1. 喜微にふれる

    2017.12.05
  2. 通学路に咲く花

    2017.04.25
  3. 円相

    2015.01.04
  4. 優勝!

    2014.09.23
  5. 熊野“筆”巡礼 筆の里工房

    2016.09.12
  6. 恋・日・本 Welcome to JAPAN

    2013.03.16
PAGE TOP